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2024年4月20日 (土)

セパハンの純正、社外

セパハンが最初に登場したのはCB750FZから。その後、レプリカブームの到来とともに、セパハンはスタンダードなハンドルとなる。

そして、峠ブームの頃、パイプハンドルの車輌をセパハン化するのが流行り、社外のセパハン、トマゼリ、ハリケーン、O&Tといった製品が出回ることになる。

因みに、セパハンで取り締まられる事もあった。その基準は、ハンドルを切った時にハンドルがタンクに当たるかどうか?が判定基準。

さて、そんなセパハンだけど、社外のセパハンは転けたら間違いなくタンクを凹ませていた。一方、純正のセパハンは、タンクを凹ませる事は稀で、セパハン自体が曲がるパターンの方が多かったように思う。

この違いは何処か?

それは、フォークにクランプするのは、社外、純正ともに共通だけど、純正のセパハンは、角度調整が出来ない形、つまりフォーククランプしつつも、トップブリッジ等と完全に位置が固定される形で締結したり、強固なストッパーが設けられているパターン。社外のセパハンはハンドルの取付位置は、フォーククランプボルトのみの締結であり、大きな力が加わったらずれるのが不可避ということ。

そんな訳で、昔からパイプハンドル車輌をセパハン化する場合は、純正のセパハンをトップブリッジと込みで流用する事が多かった。

今でも、仮にパイプハンドル車をセパハン化する場合は、純正のセパハンを流用する方法をチョイスしたい。

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