セパハンの純正、社外
セパハンが最初に登場したのはCB750FZから。その後、レプリカブームの到来とともに、セパハンはスタンダードなハンドルとなる。
そして、峠ブームの頃、パイプハンドルの車輌をセパハン化するのが流行り、社外のセパハン、トマゼリ、ハリケーン、O&Tといった製品が出回ることになる。
因みに、セパハンで取り締まられる事もあった。その基準は、ハンドルを切った時にハンドルがタンクに当たるかどうか?が判定基準。
さて、そんなセパハンだけど、社外のセパハンは転けたら間違いなくタンクを凹ませていた。一方、純正のセパハンは、タンクを凹ませる事は稀で、セパハン自体が曲がるパターンの方が多かったように思う。
この違いは何処か?
それは、フォークにクランプするのは、社外、純正ともに共通だけど、純正のセパハンは、角度調整が出来ない形、つまりフォーククランプしつつも、トップブリッジ等と完全に位置が固定される形で締結したり、強固なストッパーが設けられているパターン。社外のセパハンはハンドルの取付位置は、フォーククランプボルトのみの締結であり、大きな力が加わったらずれるのが不可避ということ。
そんな訳で、昔からパイプハンドル車輌をセパハン化する場合は、純正のセパハンをトップブリッジと込みで流用する事が多かった。
今でも、仮にパイプハンドル車をセパハン化する場合は、純正のセパハンを流用する方法をチョイスしたい。
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