時代と共に、コストダウン、、、、
単車が贅沢に作られていたのは80年代後半から90年代初頭、、、、所謂、レーサーレプリカブームの頃。ブーム自体のピークは1988年前後の頃。マーケットに対してプロダクトが過剰に提供されていたのが1992年頃迄。1993年以降は下火。
例えば、フレーム。250cc以上はアルミフレーム+アルミスイングアームが定番。
エンジンでも4気筒は普通に存在。ホンダなら高コストなカムギアトレーンが250cc以上の殆どのスポーツバイクに採用されていてアイデンティティとなっている。足周りも強烈。高剛性の足周り、フロントフォークは250ccクラスで倒立フォークはスタンダード。ブレーキも対向ピストンのキャリパーが通常装備。リアサスは、125cc以上ならばリンク式のプログレッシブサスペンションを装備。
しかし、90年代後半以降は、ホンダのエンジンでカムギアトレーンは一気に消滅。最新のCBRでも違う。フレームがアルミってのはスーパースポーツ系のみ。スイングアームがアルミなのはミドルクラスのスポーツモデル以上のみ。ブレーキ、ホイール、サスペンション、、、、全てがコストダウンの影響を受けている。
変わりに、ABSとか安全装備が装着されたり、デジタルメーターといった電子装備が装着されている。
時代の流れとは言え、、、、少し、残念感が否めない。
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