昔のホンダエンジンのカムカバー
デザインが統一されているような印象で結構好み。
発端となったバイクは初代のCB750Four。SOHCヘッドだけど、弁当箱の蓋のようなカムカバー、これ非常にシンプルで現代的な印象である。通常、SOHCエンジンのヘッド部は?というと、美しいと評判だったSR400/500のようなデザインが多かったけど、ツルッとしたシンプルなカムカバーで被うデザインは、少し珍しいモノでホンダならではのデザインである。
このデザインは、CB350/400/550/650Fourのヘッドカバーのデザインとは少しことなっているけど、CB50JX、CB/CD125T、CB250/400T/N/Dとは似ている。
この弁当箱みたいなヘッドのカムカバーのデザインは結構好きだった。CB750Fourでは、このようなカムカバーには、更にタペットのアジャストスクリュー調整用キャップが付けられていたけど、二気筒のCB/CD125T系、ホーク系のエンジンではキャップは省略されており、カムカバーを外して調整する構造。タペット調整というと、通常は全バルブを同時に行うモノであり、カムカバーを取っ払って行うというのは合理的な構造といえる。このツルッとしたカバーのデザインは、70年代に見た印象としては、とてもシンプルで未来的に感じたモノである。
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