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2024年7月24日 (水)

漫画『黒の獅子』

昔からの漫画家の作品が好き。
作者が好きになったのは、作者の作品に出会ってからの、他の作品も読むというパターン。最近といっても80年代以降の作品だと、二輪、四輪漫画系発端で、楠みちはるさん、しげの秀一さん、新谷かおるさん、そういうパターンだけど、もっと古い漫画だとSFネタで永井豪さん、松本零士さんといったパターン。この永井豪さん、松本零士さんの漫画に嵌ったのは、各々マジンガーZ、デビルマンだったり、宇宙戦艦ヤマトだったりする。
この永井豪さん、松本零士さんの漫画は好きだけど、この二人の作品はパターンが異なる。永井豪さんの漫画は、基本、完結している。しかし、松本零士さんの漫画は、多くは、未完の作品である。それ故に、漫画として読んで、読み終えた感が味わえるのは永井豪さんの作品。

永井豪さんの作品で一番好きなのはデビルマンだけど、90年代以降の映画を含むSF作品のモチーフになっているのでは?と思うような作品が1978年の作品で黒の獅子という作品。
これは、戦国時代が背景のようで、未来との往来という事でSF的なシーン、タイムマシーンだったり、ターミネーターのようなサイボーグが登場したりと、今の技術で映画化したら結構面白そうな作品。巻末の作者のコメントを読むと、その作品と後に登場したスターウォーズであったり、ターミネーターといった作品に先駆けて、そういう設定やシーンが描かれているのは驚きであり、喜びであり、、、といったコメントが掲載されていたけど、正しく、そんな感じ。

永井豪さんの作品といえば、お色気系の印象が強いけど、デビルマンを代表とするオカルト系、SF系の作品の世界観がビックリである。よくもまぁ、あんな世界観を描きストーリーを組み上げるものだと感心するばかり。

因みに、松本零士さんの作品なら、男おいどん系の漫画が面白い。現代では絶対に生まれないような漫画。

何れも1970年代の作品だけど、この時代の漫画は非常に面白い。

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