石積みの城壁
大阪市西成区であった崩落事故。城壁下で、高齢者施設の建築工事を始めると、石積みの石垣が崩れて土地が崩落している。
この住宅の崩落の様子が撮影されていたけど、この石垣の崩落っていうのは、いとも簡単に、、、、って感じである。なにより、その石垣っていうのは見た目とは全く異なり非常に脆い印象である。石垣を構成する積み石の内側は即土砂、、、、土砂の表面を積み石で被っているだけ。この積み石同士は連結されていない。積まれているだけである。この積み石のサイズは、熊本地震で崩落した熊本城の石垣よりも遙かに小さいもの。積み石同士が組合わさる事で生み出す剛性というのも、見る限り、それ程では無い印象である。
石垣内部の土砂に水分が含まれると、その水分により流動化した土砂が崩れる力を石垣がどれだけ支える事が出来るか?というと、かなり怪しい印象しかない。
それよりもコンクリート製の城壁の方が頑丈かもしれないが、コンクリート製の城壁にしても内部の土砂の崩落しようとする力を支える事が出来るとも思えない。
このような段々構造の造成地で城壁で土地を支える部分では、城壁内の土砂が滑り落ちないようにしないと厳しい印象である。城壁内の土砂の流動化を防止するには、そういう段々に造成された土地に水分が大量に染み込まないような施工が必要なのではないだろうか?石垣の強度、石垣内の土砂からの排水性等々、、、、この辺がしっかりしていないと厳しいかもしれない。
| 固定リンク


コメント