メッキスチールバンパー
昔の車は、メッキのスチールバンパーが定番。しかし、80年代以降はウレタンバンパーが普通。
まぁ、歩行者と衝突した時、金属でダイレクトとなると歩行者へのダメージが大きすぎるという現代の事情を考えると仕方ないのかもしれない。90年代初頭迄はRVで定番装備だったカンガルーバーが危険という事で消えた事を考えると、もうメッキスチールバンパーが復活する事もないだろう。
でもバンパーというのは、元来は歩行者との衝突で歩行者を守るモノではなく、車体が走行時に衝突するかもしれない障害物から、車体を守るというのが本来の機能。それ故に、或る程度の頑丈さが求められているもの。
しかし、現代ではバンパーに限らず、乗員を守るためには、車体が壊れながら衝撃を吸収するというのが考え方。今は車体を守るのではなく、車体が犠牲になって乗員、歩行者を守るというのが考え方となっている。
昔のようなレトロなメッキスチールバンパーを装備した車っていうのは、出てこないのは確実だが、なんだか寂しい。
| 固定リンク
コメント