燃料コック
そういえば、最近のライダーは、存在を意識しているのだろうか?
意識するか否か?というと、手動操作するか否か次第。
手動操作するというと、ONとRES(リザーブ)の切り換えをするかどうか?だろう。
通常走行してガス欠症状になるとRESに切り換えて使うという使い方。構造はONとRESでコックの入口のパイプの高さが違う構造。ONが長いパイプ、RESが短いパイプ。長いパイプはタンクの底から長いパイプより上の燃料が使える。短いパイプはタンクの底から短いパイプより上の燃料が使える。この長さの差が、タンクの底に溜まる燃料が使えるかどうかの差。RESにしておくと、その差の分の燃料が使える構造。
そういえば、以前、年輩者のブログにONとRESでタンク内に仕切があって、、、なんて記述があったけど、そうではない。
なお、OFFは燃料を遮断させるポジション。90年代以降は負圧コックになってOFFポジションが無い。吸気から負圧で燃料導通を判断しているもの。
最近は殆どが負圧コックでOFFポジションが無い。更に、燃料警告灯が装備されてからRESポジションも無い。結果的にコックを操作する事が無くなっている。最近はインジェクション車になってからは、コック自体が独立した存在で無くなっている場合もあるらしい。
そんな訳で、燃料コック自体の存在が忘れ去られている方が多数派かもしれない。
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