エンジンの回転特性
前記事に繋がる話だけど、カスタマイズで、これに効くのは、吸排気効率のアップ、、、、これが最重要。排気量アップとか、過給では変わらない。
迅速な吸気と排気、さらにバルブタイミング等々、、、こういった部分が特に重要。
125cc以下のスポーツバイク等では、元々が高回転型。それ故に、例えばボアアップ等を行えば、そのトルクアップによる活発さが顕著。負荷の高い状況で、負荷負けしない活発さが得られる。それ故に、マフラー、キャブレターといった部分がそのままでも不満の無い活発さが得られる。
しかし、同じ小排気量車でも高回転域の活発さをカットしたようなモデルでは、如何にボアアップ等を施しても、吸排気周りが大幅に絞られた状態では、トルクが増えたとしても吸排気の限界から、期待していた程の体感が得られない場合も少なく無い。
出力自体に不満が無い。しかし、出力特性に不満がある、、、そんな場合は、ボアアップとか過給機装着といった手法ではなく、カム、キャブ、マフラーといった部分の変更が効果的。
AV50なんかは、出力自体に不満は無いけど、アクセルを開けてからの回転上昇の遅さ、、、、あれは何とかしたい。まぁ、プロボックスにも通ずる感じ。回転上昇の活発さが不足。
こういった不満を解消しようと思えば、キャブレターとか、その辺の変更が必要。
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