プラスチックの劣化
全てのプラスチックではないけど、プラスチックの種類によっては長い時間が経過すると、全体的に黄ばんで、強度が低下して非常に脆くなることがある。
持ち上げただけで割れたりする。どんなに掃除しても真っ白だった筈が黄色になってしまう。
黄ばみの種類には複数種類ある。一つは酸化防止剤の化学変化、二つ目はヤニや油分が表面に付く汚れ、三つ目が材質劣化によるもの。
一つ目、二つ目は処理によって再生可能。三つ目は材質劣化が原因だから回復は困難。
持った瞬間に割れたりするのは経年変化による材質劣化が原因だから、これを元の状態に戻すのは難しい。二つ目は普通に清掃すれば綺麗になる。一つ目は漂白剤を用いて対応可能だそうだ。特に大事に暗所に保管していても黄ばむ事がある。その場合は漂白剤で浸け置き洗いで対応出来る。
車とかバイク、或いはパソコンの部品で困るのが見た目ではなく強度を失うような劣化。経年変化による劣化だ。これはプラスチックである限り、不可避な症状。長く維持したい場合、こういう樹脂部品は極力少ない方が望ましい。
| 固定リンク
コメント