タンデムバー
これ、70年代以前のバイクにはスタンダードで装備されていた。しかし、70年代後半以降、デザイン重視となってからは、シートのタンデムベルトが有ればOKということで省略が進み、80年代以降では装備されているモデルの方が少数派。90年代以降はレプリカモデルで無くとも、シートが段付きでタンデムシートが薄く小さくなってからは、タンデムバーなんて殆ど見掛ける事が無くなってきている。
しかし、このタンデムバーというのは、あればそれなりに楽。
タンデムライダーの基本はライダーの腰に手を回して支えるというのが基本だけど、身体を支える方法に複数の選択肢が在る方が疲れない。そういう意味ではタンデムバーはある方が便利なのは間違いない。
例えば、SV400/650、これ外装、装備品は殆ど共通だけど、唯一といってもいい違いは、タンデムバーの有無。650には装備されているけど、400には無い。しかし、SV650のタンデムバーは握りやすく位置も良いので便利なのは間違いない。CXにも標準で装備されているけど、タンデムバーは結構便利な装備品。
しかし、最近はタンデムバー自体はかなり少数派。見掛けなくなっている。
BTではベンチュラからリリースされているので、我が家では装備している。ベンチュラからは数多くの車種に対応した製品があるので、もしラインナップされていればお奨めだ。
ただ、社外品のタンデムバーは少し心細い感じ。チョイ細い、頑丈さも足らない。SVとかCXの純正装備品は握りやすいしガッチリしている。メーカーオプションでガッチリしたタンデムバーがリリースされれば良いのに、、、、そう思う事が多い。
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