何速?
個人的に好きなのは9Sシステム。これ、1996年に登場した7700系DURA-ACEで登場以来、記事作成時点2024年の30年近くに渡って同じ互換性を保ったままラインナップが続いている。2024年時点ではSORAのR3000系が最新だけど、9Sシステム部分の基本は不変。
この、長きに渡る互換性の確保、これは自転車乗りにとってはとっても有り難い。
そして、シフター以外の部分、Rメカ自体は2008年登場の7900系時代の10S系メカと基本的に互換性がある。そう、非常に幅広いシリーズの製品との組合せが可能であり、とっても重宝出来るのだ。
そんな9Sシステムも、恐らく2025年には終焉を迎えそう。新しい廉価コンポのCUESシリーズの登場が間違い無い。このCUESシリーズはTIAGRA以下のロード系コンポーネントの置き換えでリリースされるもので、変速段数は9~11Sシリーズで構成。そして、CUES内では9~11Sの互換性が保たれるそうだ。逆に言えば、旧世代の8S、9S、10S、11Sってのは相互互換性が乏しい訳で、旧世代シリーズとCUESシリーズの互換性は無いということ。
互換性が確保されている部品ってのは、恐らくはチェーンくらいでは無いだろうか?
世代毎に互換性が失われていくようだと、長期間維持してメンテナンスしようとしてもパーツの入手性が悪化しそうで、とっても不便になりそう。
CUESが登場するのは自由だけど、、、、SORAだけは生き残らせて欲しいなぁ、、、。
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