ナンシーオジサンに対して
SNS等ではナンシーオジサンを揶揄する話がとっても多い。ナンシーオジサンだけじゃない。ハーレーオジサンの腹の底に響く排気音(爆音)を揶揄する意見や、排気量マウントオジサンを揶揄する意見も少なくない。
因みに、ナンシーオジサンって言うのは、SAや道の駅、バイクパーツショップ等で停まっていると、『そのバイク、何㏄?』とか聞いてくる人の事だそうで、その中で特に質が悪いのは、排気量が中小排気量だったら『大きいバイクは良いぞ!』って自分の乗る大排気量バイクの自慢をしてくる人が、排気量マウントオジサンだそうだ。後は、いい大人が連んで爆音を轟かせて走るハーレー、特に、道の駅や市街地での爆音に対しての意見が少なくなかったりする。
ただ、、、、ちょっとバイクが好きで、興味がある人が、バイクを見て話し掛ける最初の一言目としては、、、、メーカー名を聞いて『これ、カワサキ?』とか、大きさを聞くための『何cc?』って聞くのは、極々普通の出来事のように思うし、これを聞かれたからナンシーオジサンウザイ!って思うにはならないように思うけど、何故に、ナンシーオジサン!って嫌がる?自分としては、聞かれたら答えるだろうし、聞かれたからと言っても、多分、何にも思わない。爆音ハーレーに対して『やかましい!』って思う人の意見も判るけど、実際のところ、多くのライダー、ドライバー、、、自分の尺度で適当に違反を繰り返しているのが実際のところだろう。車で通勤していたら、車線を踏んでのアウトなすり抜けをしているライダーの多い事、、、、ドライバー目線から見ると、ライダーなんて皆アウト、、、そう思う。でも、一歩退いて、ライダーなんてそんなモノ、、、そういう風に思うと、不思議時にならなかったりする。自分の尺度で自分がOKと思って容認している違反行為に対しては気にならないのだろうけど、爆音ハーレーを見たら気になる、、、これって、御都合主義過ぎないのでは無かろうか?ハーレー乗ったら排気音を満喫したくなって、爆音マフラーを付けたくなる、、、そういうモンだろう、、、そう思えば、別に何にも気にならない。これは、中高生自転車の逆走、並進、信号無視に、スマホ運転を指して自転車マナーが最悪という意見も判らないではないけど、中高生っていうと、そういう生き物だと思えば、まぁ、仕方ないとも思えるし、指摘する大人も中高生時代を振り返れば、そう変わったもんじゃないとも思えるんだが、、、、
SNSや動画等で、ナンシーオジサン最悪!とか、ナンシーオジサンがやってきた!とか、それをネタに面白可笑しく掲載している例を見ると、正直、なんだか、そっちの方が心が狭くない?って思う。
あと、巷で話題のRZ350が登場するかも?ってネタの動画やSNSでも、これが登場したら排気量マウントオジサンの立場が破壊出来るから楽しみ!って意見も見聞きする。
その論法を見ると、80年代のレプリカブームでは、NSR250RとかTZR250とか、2ストロークレプリカが峠の王者で、排気量マウント云々なんて無かったし、エライのはレプリカだったので、大きいだけの排気量なんて意味が無いというような論調も見掛けるけど、この論調も偏りすぎ。その論調なら、クルーザーとかアメリカン、ネイキッドを逆に否定していることにならないのかい?とか思ってしまう。馬力至上の考え方も然り、色んな考え方が在る訳で、どんな考え方でも別にどうでも良いのでは無かろうか?
排気量至上主義、レプリカ等運動性能至上主義、音重視、メカニズム重視、、、、何を重視しても別に構わない。そういう主義を嬉しそうに話すのも別に構わない。人は人、自分は自分、、、、そう考えると、人が大きな排気量を喜ぶ主張を語りかけてくれば、フーンで終了のように思う。自身が違う主義なら、それを言えば良いだけの話。面倒臭ければ、そうですか、では!で良い話。色んな考え方があって宜しい、、、普通にそう思う。
因みに、自身は、用途別に好みのモデルが違うって考え方。排気量も大きい方が良いとか、小さい方が良いとか、そんな拘りはない。その用途に適応した丁度良い排気量が好きというだけ。敢えて言えば、、、、規制によって区切られた排気量よりも、兄弟車が存在しているなら、その上限の排気量のモデルの方が好きというくらい。他人がどんな好みで、何が好きか、、、そんなのはどうでも良い話。自分が自分の愛車に満足していれば、全く気にならないし、どうでもよい。
最近は、ドラレコの普及で色んな動画が楽しめるけど、煽り運転や事故や転倒の動画、取り締まりの動画、楽しく拝見させて頂いているけど、この程度のヒヤリハットをアップする必要がある?って動画も少なくない。チョットしたヒヤリハットなんて日常茶飯事だろう。チョット驚かされたからといっても、それって良くある事、、、、そう思えば、別に何とも思わない。
まぁ、他人の運転を見れば気になるんだろうけど、我が身を振り返れば、案外、他人を苛つかせている事も少なくないのでは?そう思えば、お互い様、、、そう考えれば、もっと大らかな感じになるような気もする。まぉ、激しい煽り運転とか、そういうのは考え物だけど、チョットイラッとした一瞬での一瞬の煽り気味とか、そんな話は少なくないだろう。
ナンシーオジサンも、排気量マウントも、爆音ハーレーも、ちょっとした交通トラブルも、、、、正直、そんなに目くじら立てて糾弾する必要も無いように思う。
正直、どうでもよい。
現実、ナンシーオジサンも、排気量マウントオジサンも、話しかけれた時に、自分の主張をハッキリ言えば、主義を押し付けてくる人なんて、殆ど居ないのでは?と思う程。
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