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2024年10月11日 (金)

なかなかグッと来ない、、、、

YZF-R7に続いて、兼ねてから噂のあったYZF-R9が登場。近い将来、公道版のYZF-R1が生産終了になると言われており、当面のフラッグシップとなるんだろうか?
で、早速リリース画像を拝見したんだが、、、要素を書き並べるとスーパースポーツの要素を満たしており、各々の部分は現代的にカッコイイし、装備も充実しているのは理解出来る。

しかし、、、、全体画像を見て、何か伝わってくるモノが足りてない、、、そんな印象。そう、ヤマハなら昔、RZ250、FZ400R、TZR250、FZR400R辺り、近年ならYZF-R1を見て感じた、スゲェ!って感覚が湧いてこないのだ。格好いいけど、優等生過ぎる印象。レーシーというか、スパルタンな感じが伝わってこない。なんかしらんけど、イメージとしてYZF1000R(サンダーエース)とかYZF600R(サンダーキャット)位のオーラというか、空気感を感じる。勿論、当時のモデルよりは装備的に現代的且つレーシーなのは理解出来るけど、現行のラインナップの中での立ち位置を見ると、R1、R6とは違う。R25とかR3に近い空気感。そう、排気量の大きなR25って感じ。これは、R7にも感じていた雰囲気である。なんていうか、ヒリヒリしたような空気感が伝わってこない。

勿論、性能的に十分以上だろうし、機械としての完成度も現代のバイクらしい完成度を誇っているのは間違いなさそうだけど、時代のスタンダードを越える危なっかしい空気が感じられない。スポーツ走行からツーリング、通勤、通学迄、そつなく出来る、、、そんな雰囲気である。何かに突出したような感じが伝わってこない。

まぁ、50代、60代のオッサンがチョイスして楽しむには悪くないバイクだとは思うけど、還暦オッサンの自分的には、チョイ物足りない。自分なら、ヒリヒリしたようなバイク、或いは、普段使いというかツーリング向けなら、そういうゆったりとしたバイク、両極端で二車を揃えたい印象。一台でオールマイティにこなすなら、R9とかR7、XSR900GPって悪くないけど、、、、この歳になると、一台でオールマイティっていうよりも、用途別に自分で考えるベストを選んで複数所有って方が何だか理想に近い。

最近のバイク、トップカテゴリーのSS以外では、それに突き抜けたようなバイクが少ないような気もする。SS系も最近は進化が滞っているし、メガスポーツも終焉に向かっている感じ。究極ってモデルは、もしかしたら流行らないのかなぁ、、、

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