リーフスプリング
昔は、この仕組みを見て、何て適当で原始的なメカニズムだ!って思っていた。
それ故に、比較論で、同じような車体でもコイルスプリングのモデルを見ると、こっちの方が良いよな!って思っていたモノである。
自分の体験では、シエラのJB31Wを買った直後にコイルスプリングのJB32Wが出て、非常に悔しく感じたモノだけど、今の目線で見れば、逆にリーフスプリングの方が遙かに好み。
考えてみれば、アクスルの位置決めとバネを、たった一組のリーフスプリングで実現しているのである。これって、非常に合理的でシンプルなモノである。バネの機能とアクスル位置決めを分担させるために別個のパーツが必要となることもないのである。
リーフスプリング、今の視点で見るとエンジンのOHVのようにシンプルで必要最小限、言う事無しのように思える。
振り返ってみれば、多くの実用車、具体的にはライトバンの多く、軽トラ、ワンボックス、、、そういう働く車にはリーフスプリングが長い間主流を占めていた。そう、耐久性重視ならサスペンションとしてはリーフ式ってのがベストなのかもしれない。
自分の好きな車であるファミリアプレストとか、そういう時代の車は乗用車でもリーフ式ってのは多かったけど、今や有り得ない。
そういう仕組みの車が欲しいけど、恐らく、新車では乗用車としては登場しないだろうなぁ、、、、
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