鉄とステンレス等異種材料同士の、、、、
似て非なるもの。この異なる材料、これは溶接は結構難しい。難しいというより普通のアーク溶接レベルだと不可能。
仕事で使う加熱炉では内側がステンレス、外側がスチールという形で溶接されているけど、個人が単車のパーツで鉄とスチールを混在させて溶接するってのは、ほぼ不可能。
そもそも、異種材料を溶接で付けたとしてもメリットは大きく無さそう。
ただ、同じ接着でもロー材を使ったロー付けなら鉄とステンレスといった異種材料も接合出来なくはない。自転車のフレーム等で、そういう接合を見たことがない訳ではない。
因みに、そもそも異種材料同士の接合というのは難しい。溶かして引っ付けるにしても異なる材料が融けて上手い具合に融合するか?というと、それは難しい。
広い面で接合するとなると、融点の違い、膨張係数の違い等々の諸物性の違いが接合を阻害する。その悪影響を緩和させるための応力緩和層的な中間層が必要な場合がある。全く異なる異種材料を作る場合は、この中間層を多層構造とした傾斜機能構造を与えないと接合出来ない場合もある。
個人の趣味レベル、自転車、単車のカスタムや改造というのであれば、溶接のような方法で接合は、基本は同じ材料同士の接合に留めておくのが正解だろう。
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