CUESってどうよ?
元々はMTB、クロスバイク用でAlivio、Acera、Altusの10SとDeoreの11Sを統合したコンポ。変速段数は9S、10S、11Sを互換性を持たせているのが特徴。変速段数が9S~11Sと変わっても、チェーン、スプロケの間隔、ワイヤーの牽引率は全て共通化されているのが特徴。つまり、クランクセットも互換性があるということだろう。
でも、ショップで聞くと、変速性能的には調整がシビアって話し。まぁ、そうだろう。変速段数が違っても11Sも9Sも一段毎のワイヤー送り量は同じということ。最高で11段ということは、ワイヤーの総牽引長を11分割した長さ単位で送るということ。一段辺りの送り長さってのは、従来の8S、9Sよりも短くなっているのでは無いだろうか?
そうなると、遊び、経年変化によるワイヤーの伸び等による狂いの影響が大きく出そう。この誤差が大きくなると、変速がバシッと決まりにくくなるのかも知れない。
11S迄を機械式で対応するってのは、結構シビアになりそう。
2024/10現在、ロード用のコンポーネントでTIAGRA以下のシリーズが消えており、これらもCUESに統合されるんだろうけど、調整がシビアすぎるようになるのであれば、今一だなぁ、、、、ロード用コンポーネント、恐らくCUESシリーズになるんだろうけど、なんだか残念。
個人的には、7700系DURA-ACEから25年以上の長きに渡って維持され続けてきた9S系の仕様、これを今後も続けて欲しかったモノである。個人的には、SORAの3400系以降、TIAGRAの4400/4500系、この辺が大好き。9Sコンポ、残して欲しいなぁ、、、、
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