4サイクル+リードバルブ吸気
学生時代、カブのエンジンをベースに無理矢理試作した事がある。
まぁ、マトモに動かなかったけど、、、、、
シリンダー丈夫にポートを装着。ポートにリードバルブを設置し燃焼室に吸気圧力が発生した時にバルブが開いて吸気口を大きくするというアイデア。燃料の増量は、パワージェットの理屈で一定の負圧が掛かればパワージェットからも燃料を吸わせるというアイデアである。低速時はリードバルブの開度が制限された状態で、通常の4サイクルエンジン的な挙動。高回転域で大きな負圧を発生する時にリードバルブが開いて通常のインテークバルブ経路からの吸気に加えて、増設したポートからも吸気を行わせる。その時に不足する燃料をパワージェットで賄わせるという大学生が考えつきそうなアイデアである。
セッティングが非常に難しく、始動性も最悪だったけど、一定の回転数からターボのような吹け上がりだけは実感出来るという代物。
これは、ホンダがVTECを開発して高回転域での吸気量をバルブ開度をコントロールして増やすというアイデアを実践したのを見て思い付いた案。2ストローク好きの自分としては、2ストロークにおいて吸気圧力が生まれた時だけリードバルブが開くという点に着目して4サイクルエンジンに2サイクルの吸気ポートを追加してみるというアイデア。ピストンが下死点に向けて降下するのは、吸気時、爆発膨脹時だけど、吸気負圧が発生するのは吸気時のみという事を期待しての話だけど、リードバルブの動きが微妙に不安定で思い通りの状態にはならなかったけど、老後の余暇で時間があれば、もう一度トライしてみたい気もする。
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