ムード歌謡
こんなモノは聞くことは無い、、、ずっと、そう思っていた。
音楽を自分の意志で聴き始めたのは中学生以降。基本、洋楽が好きだった。邦楽は?というと、高校生も後半以降。洋楽と併せて邦楽を聞く程度。選ぶ曲は、その時代の若者をターゲットとした曲。
演歌やムード歌謡を聴く習慣は皆無である。
これらを聴いた覚えというと、、、大学に入って塾のバイトを始めて以降の話。努めていた塾では月に一回、定例会というのが塾長主催で開催されており、バイトの塾講師の親睦を深めるという名目で、広島の流川、薬研堀のスタンド、クラブに繰り出してカラオケを楽しむというもの。
そんなスタンドで、他のお客さんが熱唱しているのが演歌とかムード歌謡というパターンである。
そんなスタンドに出入りしていたのが昭和60年前後の頃だ。
さて、そんな時から40年近くが経過して、ひょんな事からカセットテープのポータブルプレーヤーを懐かしさで100円で購入。使ってみると超懐かしい。で、小型のラジカセを買ってカセットテープ音源を購入。最初に購入したのは、カセットテープで聞くならムード歌謡か?と思ってチョイス。選んだのは1985年発売、ビクターのベストヒット歌謡曲大全集というもの。カセット12本セットで昭和30年代から50年代初頭の歌謡曲を収録したセットだ。これ、聞くと、、、、思った以上に良い。殆ど知らない昭和30年代~40年代のムード歌謡曲や演歌、これはこれで結構新鮮。心が和む。
今時の歌より、もしかしたら好きかも知れない。
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