一般道最強は?
というと、エンジンの活発な領域がギアレシオで2~5速で、実用速度域に当て嵌まるようなバイクで、極力軽量なモノ、、、、、これが回答だろう。
エンジンの活発な領域を2~5速で当て嵌めて何キロか?これが大事。
スペック上最強のリッターSSというと、この速度域は140km/h以上で上限300km/hという世界。これは、、、、想定仕様条件が高速すぎて、一般道を含む実用域では最強とは言えない。
速度域で70~150km/hで最強を狙うなら、リッターSSの半分の世界だから、パワースペックも半分だろう。500ccクラスのSSモデルがあれば該当する。実用という事でフレキシビリティーでトルクをより広い範囲で強力に取り出す事を狙うのであれば、650cc程度でツインエンジンにしては高回転型のユニットを搭載し70PS前後を狙うというのがベストではないだろうか?排気量とパワーを抑える分、小型軽量に作ることが出来る。このパワーユニットの搭載の仕方としては、900ccクラスとの兄弟車でのスケールダウンモデルか、400ccクラスとの兄弟車でスープアップモデルか?ということになる。
運動性能狙いなら、小型軽量コンパクト高強度高剛性ということ、、、となると、排気量からしてオーバースペックな車体となりがちなスケールダウンモデルよりも、小型軽量が実現出来るスープアップモデルが最適解となる。
650ccクラスのツインで、400ccクラスを兄弟車に持つ上級車が最適解、、、、個人的には、そう思う。と言う訳で、今時の最新のリッターSSに乗る友人と、一般道でのツーリングに出かけるときの自分のチョイスはSV650Sとなる。自身の80年代初頭からのバイク歴の中で、一般道で乗るときに道路とパフォーマンスがピッタリ一致して必要十分以上の動力性能を提供してくれるモデルというとSV650Sをおいて他はない。過去に乗ってきたミドルクラス、400ccマルチのスープアップ版は何れも重たいし、トルク不足。ツインだとツアラー色が強すぎて重すぎる。近年の600ccのSSモデルも魅力的だけど、より幅広い速度域での扱いやすさという点で、やや劣る。現行SV650は重たい、MT-7系も悪くないけど大柄で腰高感が好みじゃない。Ninja系も重たい。
アルミトラスフレーム+水冷Vツイン、170kg少々+70PS、、、、ベストパッケージである。
自分のようなお爺さんでも、これに乗れば、リッターマルチが多く参加するツーリングでも無理なく付いていける。単車におおいに助けられている。この軽さ、このパワー、このトルクバンド、、、、、最高である。
これに乗って思うのは、、、、、SV650ベースで、SV750R的なモデル、アルミフレーム+水冷Vツインで、160kg台+100PS、、、その程度に過激化したようなモデルを期待したい。それこそ、一般道の峠では最強になりそう。
最近のコメント