ヒンジボルトを使ってみる
さて、BT1100には、ベンチュラの脱着式のフラットラックを装着して、それにヤマハ純正のトップケースを装着している。トップケースはベースとの接続に標準のロックだけではなく、追加のネジを併用してベースとケースが走行中に外れないように工夫している。
さらに、トップケースを装着したフラットラックがしっかり重量を支えられるように、フラットラックにフラットバーを溶接して、このバーから支柱を出して重量を車体で支える構造にもしている。
しかし、この状態でもフラットラックからみるとトップケースの重心は偏っており重量を安定的に支えているとは言いきれない状態。
そこで、更に頑丈にフラットラックを固定出来る構造を検討、、、、
見ると、BT1100のダイキャスト製テールカウルには荷掛けフック増設用のM8のネジ穴が存在する。ここにL=35のM8ヒンジボルトを装着。そして、フラットラック最後端にφ8の穴を持つステーを溶接、このφ8の穴とヒンジボルトのφ8の穴をサポートで接続する。
こうすれば、フラットラックと車体は、合計5箇所で重量を支える事が出来る。
実際、こういう仕様にしたら、トップケースにそこそこの荷物を入れてもキャリアのしなりは皆無。
近年、高齢化の進んだライダーの嗜好としてトップケース装着は少なく無いけど、装着するなら走行中に落下したり、走行振動でステーにクラックが入ったりしないよう頑丈に装着する事が大事。特に、後付け汎用品の場合、純正と比較すれば、どうしても華奢になりがち、、、、この辺は高齢ライダーらしく年の功を発揮して知恵を使うのが大事。
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