プラスチックレンズ
レプリカモデルが全盛だった80年代中盤の頃は、ヘッドライトはガラス製が多かったけど、80年代後半以降のモデルは、デザイン性、軽量化狙いでヘッドライトレンズはガラス製から樹脂製に変わっていった。それでも、ネイキッドモデルに装備されるスタンダードな丸形、角形のヘッドライトではガラス製が多かったけど、昨今のモデルは、殆ど全てがプラスチックレンズ。レンズ自体はクリアレンズで、マルチリフレクタータイプとなっている。このマルチリフレクタータイプのヘッドライトは四輪の世界では平成8年頃から普及し始め、当初は新しさを感じたモノだけど、プラスチック製クリアレンズの黄ばみ、傷で明るさが失われ、見窄らしくなっていく事が判ると、プラスチック製クリアレンズってのは、今一というのが自身の感想。
近年、レトロデザインのモデルも数多く登場。そしてヘッドライトは丸形ヘッドライトというのがパターンとして定着しているけど、これらのヘッドライトはプラスチック製クリアレンズ+LEDバルブの多連装配置というのがパターン。一見、デザインはレトロ、システムは未来的で格好よく見えるけど、所詮はプラスチックレンズである。長期使用での小傷、黄ばみは不可避、、、、
ヘッドライトのレンズなんて、経年変化が無くクリアさが失われにくいガラスレンズの方が適していると思うのだけど、、、どうも、そういう風になる気配が無いのは不思議な感じ。
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