自転車のヘッドライト
と言えば、実用車向けのブロックダイナモ、ハブダイナモ+LEDヘッドライト、乾電池式のLEDライト、、、、最近ならば、この3パターンに集約されている。
走行時の動力を使って発電するダイナモタイプはそこそこ明るいけど、乾電池式のLEDライトは一瞬の輝度は十分かもしれないけど、夜道で暗闇を照らし続けているか?という点で見れば、十分とは言えない。視認性よりも被視認性を重視したライトといえる。
となると、ハブダイナモタイプかブロックダイナモタイプという事になる。
走行抵抗といえば、ハブダイナモタイプの方が少ないとされているけど、点灯していない日中でもダイナモハブの転がり抵抗が常時掛かっているというのが難点。ブロックダイナモは暗がりでの抵抗はハブダイナモよろ大きいかもしれないが、未使用時は物理的にダイナモローラーがホイールと離れているので発電抵抗はゼロ。
そんな訳で、抵抗を重視しない使い勝手重視の実用車では、自動点灯式ヘッドライト+ハブダイナモが良いけど、スポーツ車のように日中走行がメインだったりすると、未使用時に抵抗が加算されないブロックダイナモタイプの方がマシと考える事も出来る。
ただ、ハブダイナモタイプでもブロックダイナモタイプでも、欲を言えば、もう少し広い照射範囲を明るく照らしてくれるような製品が欲しいところ。自転車の灯火全般の問題は、被視認性は十分だけど、真っ暗闇の道路を走るときに十分な照度を持っていると言えるようなヘッドライトが殆ど無いということ。
抵抗を減らすことも重要だけど、照度を大きく稼いでくれるようなヘッドライトも登場して欲しい。
| 固定リンク
コメント