アウターワイヤーのビニール被覆
自転車のワイヤーの事。変速ワイヤー、ブレーキワイヤーがあるけど、いずれもアウターワイヤーがある。アウターワイヤーは内側に樹脂チューブ、そして金属ワイヤー、外側が樹脂製被覆という構造。
このワイヤー、組み付け時にカットした時は、切り口は三層ともに揃っている。
しかし、使っていく内に、一番外側の被覆が縮んだかのように変化してアウターワイヤーの金属ワイヤー部が外に露出してしまう。これが、些細な事だけど非常に気になる。アウター端部が樹脂皮膜で被われていない状態となる。すると、アウターワイヤーのエンドキャップに対するアウターワイヤーの嵌り込みが緩くなり、アウターワイヤーのエンドキャップが割れてしまう。
昭和の頃は?というと、そういう印象は少なかったけど、今のワイヤーでは特にそのように感じる。昭和と今の違いというと、今はアウターワイヤーの構造が変速用とブレーキ用で構造が異なっている。変速用はストレートケーブル、ブレーキ用はコイルケーブルがアウターワイヤーを構成しているけど、昭和は両方ともコイルケーブル。それからアウターワイヤーのエンドキャップの材質は今は変速ワイヤーでは樹脂製キャップ、昔は金属製キャップである。金属製キャップの場合、キャップが割れる事は無かったけど、今の樹脂製キャップは簡単に亀裂が入って割れていく。
まぁ、定期的にワイヤーを外して端部を揃えて組み付ければ良いけど、結構面倒臭い。
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