クラウンの没落
トヨタのクラウンといえばトヨタラインナップの頂点。オジサンの御用達の快適移動空間を提供してくれる車輌、、、、、これが本来の姿。この姿を失って若年層に媚びを売り始めたのがブランド崩壊の序章だったのだろう。
そもそも、レクサスってブランドが日本に必要だったのか?とも思う。
初代LSであるLS400が国内でセルシオとして登場したのがケチの付き始め。
初代セルシオをクラウンとして登場させていれば何の問題も無かったのではないだろうか?まぁ、クラウンV8を引き継いだマジェスタシリーズのみをクラウンとしておけば良かったものの、、、、
クラウンがセルシオの格下モデルとなって、その後、若年層に媚びたアスリートシリーズをラインナップ、更に、ゼロクラウンで高級サルーンを放棄、、、、その後のクラウンというと、大きめのスポーツセダンに成り下がっている。
そもそも、大きめのスポーツセダンというと、アリスト、レクサスGSと変化したけど結果的には終了である。まぁ、レクサス自体、セダン系ラインナップで存在しているモデルを見ると、LS、IS、ESである。LSってのはクラウンで売れば問題無いし、ISというとアルテッツァ、或いはチェイサー辺りのブランドで残しておけば問題無い。ESなんてカムリで上等だろう。結局、レクサスブランドに変えて大元のトヨタブランドの似たカテゴリーのモデルが消滅している。SCでソアラが消滅、ISのようにアルテッツァがISに変わってアルテッツァが消滅しているけど、同じようにLSを登場させた時点でクラウンなんてブランドは消滅させておけば良かったようにも思う。なまじクラウンって名前を残したモノだから、クラウンという名前にそぐわない変種のスポーツセダンとか、そんな形で残った結果、クラウンってブランドは昭和に比べると落ちぶれた感が否めない。
クラウン、、、、名門ブランドである。もう少しブランドを大事にして欲しかったように思う。
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