単車の寿命
ガンマの調子、回想してみる。
買ったのは1987年9月、これが初号機、二号機が1988年5月だ。
納車日、RZ350Rから乗り換えての印象は、タコメーターの針の動きがワープ感覚。
凄ぇ!って印象。今でも鮮明に覚えている。
翌年、500を購入した時の印象としては、400程速く無いというのが正直な印象。その後、チャンバー交換等すると、やっぱり速い!って印象。
最初に不調に陥ったのは1991年11月のツーリングの帰り。一気筒被って三気筒になって苦労した記憶がある。その時は、スペアのCDIに交換してプラグ交換して復調。
1996年の琵琶湖経由金沢に向かう二泊三日のツーリングでも快調を維持。その後は好調と不調を繰り返す。最後に好調を維持していたのは何時か?というと、2008年から2010年くらいだったかもしれない。
その後は、乗ると言うよりも修理するって方が多かったように思う。基本、四気筒の内、一気筒が不調というパターン。CDIを交換したり、或いは、プラグを交換したり、、、すると、一時的に調子が戻る。しかし、好調は長続きせず、、、、という感じ。2020年にはコイル、プラグコードを交換して完了!って思ったけど、1年程度で再び好調とは思えない状況。
1986年から数えて調子を維持していたのが2010年くらい。大凡25年、、、、これが寿命なんだろうか?機械部品の多くは交換等を行って調子を保ってきたけれど、それでも調子が戻らない、、、というと電気系統。まぁ、1980年代から90年代のバイクといえば、電気系統といっても壊れる所と言えばCDIというところ。このCDI、純正部品は樹脂充填されていて直すのが困難な品物。普通はCDIが無くなったら終了だけど、一応は中古ストックがある。
ただ、中古でも時間が経っているのも事実。普通はそこで諦めるところだけど、世界的な人気車ならサードパーティから互換品が出ている。
35年目を向かえたところで、CDIを交換、、、、、これで調子が戻れば良いけど、80年代以降の電子部品を搭載したバイク、寿命は25年が一つの目安かも知れない。
そう考えると、電子化が進む前の70年代のバイクの方が長生きかもしれない。逆に90年代以降の電子化が更に進んだモデルは、25年も調子と保ち続けるのは困難で、新しいモデル程、寿命が短い可能性がある。特に2000年代以降のモデルは電子化が複雑、人気車も少なく生産台数が少ない。即ちユーザーが少ない、、、となると、互換パーツの社外供給も期待しにくいかも、、、、新しい程、寿命が短くなるかも知れない。
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