マニュアルクラッチ
これの有無がAT限定か否かの分かれ目。
四輪だと有段変速でも2ペダルならAT限定OK。二輪でも一緒。DCTでも自動遠心クラッチでもマニュアルクラッチ無しならAT限定OK。
マニュアルミッション派は、変速段数が有段だったらOKか?というよりも、実際にはクラッチがあるか否かで別れているのでは?
そう考えると、マニュアルミッションというのは、DCTも自動遠心クラッチも含まれるけど、それはマニュアル派の望む形ではない。マニュアル派というのはクラッチ操作が有るか?無いか?が判断基準では無かろうか?
クラッチが任意に繋げたり切ったりする事が出来る、、、これが、エンブレを効果的に使えたり出来る理由。
ただ、クラッチの接続がスムーズでないと、切って繋ぐ時にギクシャクしたりする。
しかし、マニュアルミッションであっても、このギクシャク感を解消するための仕組みが過去には存在した。それは、ATと同じ流体カップリングを中間に用いるもの。名称としては、トルクグライドというもの。昭和50年頃のコスモAPとか、その先代にあたるルーチェAPの13B搭載車に採用されていた。ギクシャク感であったり、RE特有の不正燃焼によるトルク変動を吸収するために用いられていた。
このトルクグライドってシステムは、外観から有無を判断出来ないが、室内からなら判断出来たりする。それはミッションのポジションにMTながらParkingポジションがあるのだ。小学生の頃は不思議に思っていたけど、これはトルクグライド採用車ならではの特徴である。トルクグライドシステムが付いていると、1速に入れてクラッチを接続してもエンストしない事。トルクの増幅効果もあってスムーズに発進出来るというのが売り。
こういうシステム、今の時代に復活しても悪くないモノのように思う。
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