ラパンのデザイン
娘が買ったラパンは、自分が探したせいか、自分も結構愛着があって気に入っている。
モデルは初代最終の6型で、グレードは特別仕様車のGエディションってグレード。基本グレードのGに特別なグリル、メッキドアハンドル、リアスモークガラスが装備されて、内装が少し違っているのが特徴。年式は2008年で走行は5.9万キロ、色はベージュ。
基本グレードなので、ワイパースピードコントロールやリアワイパーが省略されているけど、古い車だから装備は極力無い方が良かろう。
ラパンというと年間85000台の売り上げを上げた初代のインパクトが大。二代目、三代目の印象は薄いモデルだけど、三代目のLCってモデルは覚えている。買うときに二代目、三代目の初期モデルも考慮に入れたけど、、、、二代目は、どうしても日産キューブのミニチュア感が強すぎて好きに為れない。特に垂れ目に見えるテールライト形状が好きに為れなかった。三代目はメカ的には新しく良いのだろうけど、前後ライトが丸い、ただの丸形セダンという印象。特にフェンダーやサイドシルが無塗装樹脂でクラディングされており最近のSUVみたいなのが今一。それから、どうしても高齢女性が沢山乗っている印象が強いのだ。
メカ的には新しいモデルが魅力だけど、デザインは自分の好みで言えば圧倒的に初代。二代目はデブっているし、三代目は媚びている印象が強すぎるのだ。初代の角を落とした角形デザイン、、、これが良い。二代目はデザインに重量感がありすぎる、三代目は不必要に丸すぎる。ボディのキャラクターラインが淡白というか面白味が無い。
80年代のパイクカーブームで、日産からBe-1とかが登場したけど、パオのようなレトロ感があるのが初代のラパン。二代目はチョイ違うし、三代目も違う。
初代ラパンのデザインは女性を狙ったというよりも、恐らくだけど、アンティークな形状が受けたのでは無いだろうか?昔のデザインは車に限らず、水平、垂直のラインがしっかり生きていて、角が落とされて柔らかい雰囲気になっているように思う。そして、ポイントとなる部分は基本が四角が真ん丸の部品が取り付けられている。そう思う。楕円とか異形の垂れ目とか、そういうのが違和感の元のように思う。初代のヘッドライト、テールライト、どのグレードもそういう傾向。二代目は違う。三代目はボディデザイン自体が違う。
初代ラパン、個人的には近年のコンパクトカーデザインの中でも、かなり秀逸なデザインのように思う。見る度にカッコいいと思う。
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