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2025年6月12日 (木)

PPV-RG2

さて、ZeeltronicのPCDI-RGT(プログラマブルCDI)に交換して直ぐに、同じくZeeltronicのPPV-RG2(プログラマブルパワーバルブコントロール)を発見、直ぐに購入してみた。
PCDI-RGTに交換して始動性が改善、アイドリングが安定と良好な状態に戻ったのでOKとしたいところだけど、CDIが危ないということは、似たようなSAECコントローラも危ないと判断して交換に踏み切ってみた。
モノはPCDIと同じような筐体。つまり、純正形状とは異なるもの。今回もPCDI-RGTの時と同様にPP板を加工して固定バンドを製作して車体に取り付けた。
ただ、SAECコントローラは、純正状態での取り付けでは、下に配線が潜っている関係上、ベースから数ミリ程浮かせて装着してあるので、同じ箇所に設置するにはPPV-RG2も浮かせて装着する必要がある。製作したPP材ホルダーは筐体を挟み込む形で製作。平板形状のバンドと筐体を囲み込む形状のバンドを二枚製作、それに挟み込んだ状態でスペーサーで浮かせて車体に取り付けている。純正同様に下に配線が通っている。

なお、PPV-RG2からの配線は、PCDI-RGTとは違って余分な配線は無しで純正と完全互換で差し替えるだけだ。場所はテールライトの下部である。取り付けは至って簡単。

効果は、、、、キーオンと同時にPPV-RG2が作動してバルブクリーニングを行う。まぁ、システムの動作チェックを行っているようだけど、これが動いているというのはヤマハのYPVS同様にシステムが動いている事の確認が出来て安心。始動性はPCDI、コイルのリフレッシュ時と同様に極めて良好。PPV-RG2のみの効果は確認出来ないけれど、パワーバンド近辺でのレスポンスが一段と向上している感覚である。アクセル操作だけでのパワーリフトが一段と簡単に出来るようになっている。

ただ、SAEC構造自体がサブチャンバー方式による排気特性切り換え式だから、そんなに効果があるものでも無かろう。YPVSのように排気タイミング切り換え式なら効果が大きいだろうけど、、、、交換自体の必要性は、大きくないかも知れない。

このユニットがどの位の耐久性があるかしらないけれど、35年以上経過した純正ユニットの劣化状態からの比較となると、較べものにならないだろう。ということで、電気系統のリフレッシュは終了である。

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