補強の効果
BTにおけるベンチュラフラットラックが完全なオーバーハング状態で荷重支える構造による明かな剛性不足、AV50純正キャリアの標準状態での荷台部を完全オーバーハングで支える構造による剛性不足。
これは、キャリア調達時から懸念していたこと。スタンダードな状態では、精々雨具しか載せることが出来ないような脆弱な構造。
で、実際にベンチュラのキャリアにはユーロヤマハのトップケースを装着したら、それだけでグラグラ。指でケースを少し押すだけでキャリアが豪快にしなる。勿論、この状態で走ると走行振動で目視で明らかな程にトップケースが揺れる状態。まぁ、キャリアの耐荷重が5kg未満、ケース自体が2~3kg程度はありそう。となると、キャリアの余裕は殆ど無し。ケース自体が大きなマスを占めているので、走行振動における揺れでキャリア支点に掛かるモーメントは小さくない。
同じように、AV50の純正キャリアも然り。小さなキャリア故に積載出来るモノのサイズは知れているが、1kgに満たないトップケースを載せるだけで、走行振動でキャリアに載せたトップケースが豪快に振動する。
この二つのキャリアの振動は、キャリアが荷重を完全にオーバーハングで受ける構造だからだ。
ということで、まずはベンチュラのキャリアは荷重を真下で受けるサポート、それからキャリア最後端から荷重を斜めに受けるステー二本、合計三本のステーを追加。すると、走行振動でトップケースの揺れは皆無。ビクともしない。アイドリング時の共振で振動する程度。走行時の安心感は全く違う。同じようにAV50のキャリアにもキャリア面の最前部から斜めに荷重を支えるステーを二本追加。すると、走行時にトップケースが振動して車体と衝突する音が聞こえていたのが全く聞こえなくなる。走行時に確認しても揺れや振動は皆無。同じく走行時の安心感は全く違う。
キャリアにおける荷重を支えるための構造が如何に大切か、、、、これが良く判る結果に。
ベンチュラのキャリアでは、ストレートアングル、長ナットを使った構造、AV50のキャリアではφ8mmの鉄の丸棒を溶接で追加した構造。
デメリットは、ベンチュラのキャリアの取り外しでネジを四箇所外す必要が出たこと。AV50のキャリアではシートの前後三段階調節が出来なくなったこと。しかし、これだけのデメリットだけなら全く問題無し。それよりも、走行時にトップケースやキャリアが吹っ飛んで何処かに行くのでは?という心配が無くなったメリットの方が絶大。
ベンチュラやAV50のキャリアに限らず、単車のキャリア、構造的に無理じゃね?って構造が少なくない。壊れる前に補強を施す、、、、お奨めです。
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