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2025年10月29日 (水)

ラジアル、バイアス

80年代半ば以前のモデルは殆どがバイアスタイヤ、一方で80年代後半のスポーツバイク、90年代以降のモデルで重量車というと多くがラジアルタイヤ。
現代のモデルというと、基本はラジアルタイヤ。
装着タイヤの違いで車輌にどんな違いがあるか?というと、ラジアルタイヤというと一般的に幅広偏平タイヤであり、ホイールを比較するとリム幅が広いのが特徴。一方でバイアスタイヤのモデルはリム幅が狭い。

で、単車の見た目的には、幅広偏平タイヤの方がカッコイイという価値観が形成されたのが90年代頃。それで、80年代以前のモデルを格好良く仕上げるということで、幅広偏平タイヤであるラジアルタイヤを装着出来るように足周りの交換が流行したことがある。

確かに、古いバイクに90年代以降のラジアルタイヤ対応の足周りを装着すると、、、レーシーかつタイヤの選択肢も広がりカッコイイという風になる。

ただ、個人的には、こういう改造は好みでない。バイアスタイヤがスタンダードなモデルというと、やはりバイアスタイヤで仕上げたい。バイアスタイヤのモデルにラジアルタイヤを履かせるために幅広リムのホイールを装着。それに併せるようにチェーンラインをオフセット。それに応じてスプロケットもオフセットスプロケットを用いるといった工夫を施したりする。まぁ、それだけなら良いけど、バイアスタイヤ対応の華奢な車体にハイグリップラジアル、、、、これも少しバランス的にどう?と思ったりする。

まぁ、ラジアルの強大なグリップによる負担をフレームに掛けるような走り方は、ラジアルタイヤを履いたからといって皆がそう言う風にする訳ではない。むしろラジアルタイヤであっても負担はバイアス並だから見た目だけの問題だから大丈夫というのも理解出来る。

それでも、バイアス対応のモデルのタイヤを交換するにしてもバイアス対応レベルに留めたいと思う。

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