太いタイヤ
自転車に乗っていて思う事。タイヤの空気圧は、リム打ちでパンクしないレベルで最低限のエア圧というのが理想かもしれない。
極力エア圧を下げようと思えば、極力、エアボリュームを稼ぐ、、、、これが正解なように思う。
街乗り折り畳みのダホンOEM車輌では、シュワルベ・マラソンで幅1.5のタイヤを使っている。mm表記なら37~38mm幅だろうか?エア圧で40PSI程度。この程度のエア圧だと普段使いでエア圧低下は殆ど気にならない。エア管理は半年以上しなくとも大丈夫。
このエア圧では、路面電車の軌道を横切る際でも硬い衝撃は殆ど伝わってこない。乗り心地は非常にマイルド。この太いタイヤというのは、とても快適。
この太いタイヤ並の乗り心地を細いタイヤに衝撃吸収を賄うサスペンション付きの自転車で実現出来るか?
わが家には小径車でルイガノMVF改がある。こちらは前後サスペンション+サドルのレールスプリングを装着している。タイヤは20インチWOサイズ、幅は1-1/8サイズである。一見、こっちの方が乗り心地が良さそうに見えるけど、比較すると20×1.5サイズのタイヤを履いた折り畳み自転車の方が乗り心地が良い。乗り心地が良いだけでなく、ペダリングした時のロスも少ない感じ。
もしかしたら、余程大きなストロークを持つMTBのような自転車で悪路を走る時以外は、サスペンション無しで、極力エアボリュームを稼ぐようなタイプの自転車というのが街乗り中心では、乗り心地と駆動ロスの観点からベストなチョイスなのかもしれない。
そう思って、街乗りスポルティーフには、元々25Cサイズを採用していたのを35Cサイズに履き替えてある。結果、これまた非常に快適だったりする。
勿論、クリーンな路面では、細い超高圧タイヤの方が抵抗は少ないけど、街乗り、荒れた舗装路を走るサイクリングでは、太いタイヤの低めエア圧というのがベストっぽい感じ。
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