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2025年11月20日 (木)

低速域での使いやすさ

これは、トルクの絶対値を褒めるべきか?或いは、ギクシャクしない滑らかさを褒めるべきか?結構難しい問題。

一般的に同じ排気量なら気筒数が少ない程、低速トルクが強力で低速域で使い易いとも言われている。単車ならマルチよりも、ツイン、シングルが低速トルクが強力で扱いやすいという論理だ。しかし、リッターツイン等では極低回転域となると回転数が低すぎる事もあって強烈にギクシャクしたりするもの。僅かなスロットル操作で飛び出したり、強烈なエンブレで前のめりになったり、、、という訳で、気筒数が少ないエンジンを低回転域で使うというのは、決して扱いやすい訳ではない。スロットル操作には非常に神経質となる。少ない気筒数のエンジンの強力な低速トルクというのは、或る程度の回転数以上での話である。一方でマルチエンジン車では極低回転域においてもシングル、ツインのようにギクシャクすることは皆無だ。まぁ、アクセルを開けてもボボボボッというだけで回転数がなかなか上昇しない状況になるけれど、どんなアクセル操作を行ってもギクシャクすることはない。アクセルを開ければ発揮出来るトルク値に応じてゆっくりと滑らかに加速に移行するのが特徴。特に、高いギアで如何に低い速度で走れるか?を比較するノンスナッチテストでは、マルチがシングル、ツインを圧倒する。排気量が小さいままにマルチエンジン化すると、絶対的なトルクが不足して滑らかなだけで速度を得る事が出来ないが、一定以上の排気量を確保した上でマルチエンジン化するというのが、低速域における滑らかさと十分な動力性能を確保するのに最も効果的とも言える。

低速域で使いやすさを追求する、、、、そういうのは、排気量を確保する、そして多気筒化する、、、、、、これが恐らくは最適解なのではないだろうか?

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