トップケースの固定
GIVIのトップケースのベースプレートの材質は軟質のポリプロピレン系樹脂のようだけど、脱着式トップケースのベースプレートが全てPP樹脂とは限らない。ABS樹脂のような硬質樹脂を用いたプレートもある。
プレートの硬さとしてはABS樹脂が上まわるだろうけど、硬さの代償として脆さが問題となる。脆いが故に、ベースプレートが振動や衝撃で破断するような例も見つけることが出来る。ただ、PP樹脂プレートのトップケースの爪を引っかける箇所は、PP樹脂の柔らかさ故に振動によって摩耗が進み、爪の掛かりが浅くなって、振動、衝撃によって爪が外れてトップケースが外れることもあるようだ。
トップケースの固定は、脱着のし易さを重視しているためか、ワンタッチでリリースされる構造のものが多いけど、その場合、トップケースがベースから走行中に脱落するということがあってはならない。
しかし、現実には、GIVIだろうが、それ以外だろうが、トップケースが走行中に脱落したという話は少なくない。
今現在、ABS樹脂ベースのユーロヤマハのトップケースは脱落防止にベースにケース内部からボルトで固定するように対処し、GIVIのOEM品であるKAPPAのケースではベースに互換性のあるスチールベースを用いて対応しているけど、ユーザーサイドで工夫しなければならないような製品ではなく、普通に購入して使う段階で十分な脱落防止対策が施されているような製品であって欲しいもの。
脱落のリスクが解消出来ないなら、ビジネス用ラゲッジボックスのようにボックスを完全にキャリアにダイレクトでネジ固定出来る構造の方が良い。
あとは、純正、非純正に限らず用意されているキャリア。ものによってはトップケースを積載する事を認めていない製品もあるけど、重量制限の範囲内なら載せてダメというのも理解出来ない。更に、トップケースの脱落例の中には、キャリアの破断によるキャリア毎の脱落例も少なくない。破断箇所を見ると、溶接不良による破断とかが少なくないようだ。他には、キャリアの構造上の無理からか、パイプが繰り返し応力を受ける事によって生じたであろうクラックが入っている例も見られる。キャリアのリリース側に対しても、形だけのキャリアではなく、使用時にぐらついたり、疲労破断したりするような製品は売らないで欲しいもの。
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