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2026年6月11日 (木)

オフセットタンクキャップ

振り返ってみると、これを採用したのはヤマハの初代RZ250、それから1AR迄のRZ250R迄。1XG型以降は通常のセンター配置のエアプレーンキャップ。

このオフセットタンクキャップは燃料タンクの給油口がセンターより右にオフセットは位置されている。更に、エアプレーンタイプではなく、通常のねじ込み式キャップだったので、タンクの面よりも上に出っ張った構造である。

このタンクキャップオフセットの利点は、サイドスタンドで停車中にタンクの最上部となる位置にキャップが来ること。更に、キャップの縁がタンクの上に出っ張っているので、給油時に燃料がタンク目一杯迄給油出来るというメリットがある。

エアプレーンタイプのセンターキャップでは、タンクの面よりも下にキャップの縁があるので、燃料タンクの満タン位置は、タンク上面よりも数センチ以上は下になってしまう。更に、キャップ位置が停車中では最上部とは異なっているので、実際に燃料満タンとしても、タンクの実容量の15%程度は空間となってしまう。その点、オフセットキャップではタンク容量にたいして、殆ど100%の給油が可能となる。

RZ250Rの初期型のタンク容量は20Lであり、満タンなら20L給油が可能。後期型ではタンク容量は17L、満タン可能な容量は15L未満である。実容量で5L以上の差が生まれる訳だ。

このオフセットキャップは、RZ~RZ-Rの時代のヤマハ車に採用されていたけど、それ以上の普及は見せなかった。今考えても、非常に良く考えられたアイデアだと思う。

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