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2026年6月 5日 (金)

無音

自転車ってのは、基本、無音がベスト。兎に角、抵抗を無くする。音を無くする。これが軽い走り味の秘訣。このために、出来ることは全て行う、、、これが還暦を迎えようとする自分にとってベストな選択。

最近は、太いタイヤ、ワイドなレシオなギア比、そして軽量カーボンフレームに電動変速、油圧ディスク、、、、これが理想的なパッケージとされているけど、これとは180°正反対で作っている。

タイヤは、高圧の細いタイヤを用いる。エア圧は140PSIレベルだ。勿論、乗り心地は硬めになるけど、この硬めの乗り心地を全体で緩和する。軽量カーボンフレーム車にサスペンションシステムを用いて不快な反響音を出すのではない。柔らかいホイールで衝撃を吸収。スポークテンションを落として強度はスポーク本数で稼ぐ。手組のホイールなら、これが可能。そして車体もスタンダードサイズの薄肉軽量パイプを用いた昔ながらのホリゾンタルフレームを使う。ブレーキも使用頻度を考えると少しでも軽量な方が良い。ということで、キャリパーブレーキの一択。レバーはレバー比からコントローラビリティに優れた単機能のレバー。変速はSTIではなくバーコンである。ハブは手組対応のハブを用いるけど、ベアリングコーンはDURA-ACEのコーンを組み込み、ボールはセラミックボールにチェンジである。更に、常用ギアポジション時におけるチェーンラインがストレートとなるようなギア比構成のカセットセットを使う。その上で、同じギア比を得る場合、ドリブンスプロケットの歯数は大きめをチョイスする。ギア比同じなら歯数は大きな歯数を使うの基本。同じギア比なら、チェーンで伝えるトルクは同じ。同じトルクをドリブンスプロケットで受ける場合、チェーンリンクの曲がりが少な目、そして歯数多めが、歯一枚に掛かる負担と抵抗が少なくなるのが常識。そのため、今時のトップ歯数11T前後からのカセットは使わない。トップ歯数の開始は最小でも13T、出来れば15T以上を選択。歯数が増えれば径が大きくなるので重量は増えるけど、駆動抵抗の減少と異音発生を抑止する上では効果的なのだ。

乗り手の老化によるパフォーマンスダウンを、こういった方法で補う。集団で走行して前走車に付く時、殆どペダルを漕ぐ必要が無い程になる。空走状態で前走車に追い付く。ブレーキで速度を殺す必要が生まれる程。そして、タイヤこそ20Cの高圧だけど、ホイールとフレームで衝撃を吸収する仕組み故に、荒れたアスファルト路面でも思いの外に乗り心地は快適だったりする。最新のカーボンバイクとは異なるアプローチだけど、こういう解決の仕方もアリなのだ。

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