フェアリング
BTは後付けの大きな風防を装着している。真正面から見ると、正に絶壁といっても差し支えのない形状。所謂、風防である。空気抵抗面から言えば確実に増大しているのは間違いない。しかし、風防によってライダーは殆ど完璧に被われるので走行風は殆ど受けない。ナックルカバーも併用しているので、拳にも風は当たらない。風が当たるのは、上腕から肩の一部に留まるといって良い。
一方で、我が家にはSVやガンマの様なカウル付きのバイクがある。これらのバイクのカウルは、スクリーンの上端高さにしても乗車時のライダーのお腹より下の高さに留まる。アップライトな姿勢では、風は普通に身体に当たる。高速域で伏せた姿勢を取れば走行風を避ける事は出来るけど、フェアリングによる防風効果は殆ど期待出来ない。
このようなカウルは、高速走行時における空気抵抗の低減が目的といって良い。他にはフルカウルというと、メーターパネルがカウルフレームにフレームマウントされるので、ハンドル周りの慣性が少なく操縦性にメリットがあるということ。
つまり、フェアリングといっても形状によって用途、目的は全く異なるものである。
ただ、用途は違えど、個人的にはどちらのフェアリングも好き。前者の所謂風防は、走行時に遭遇する小雨等を、完璧に防いでくれるもの。勿論、雨天走行ではレインウェアは必須だけど、風防の有無で快適性は大きく異なる。レインウェアの防水性については、最近のモノは完璧かもしれないが、自身が学生時代のレインウェアというと、土砂降りでは浸水してしまう事もしばしば、、、、それでも風防があれば、レインウェア内への浸水は殆ど完璧に凌げる。学生時代は、雨が降ろうが、雪が降ろうが、移動はバイク、、、、そんな時、風防というと必須アイテムとして捉えていた。それ故に、風防はとっても有効な装備として捉えている。
一方で、フレームマウントのカウルも大のお気に入り。こちらの場合は、防風効果を期待している訳ではない。こちらの場合は、曲がりくねった道を走る時の運転のし易さ。ヘッドライトやメーターパネルがフロントフォークに取り付けられていないだけで、ハンドルの素直さが全然違うように感じる。フェアリングの有無というよりも、慣性重量軽減という目的で非常に好み。少し前に行ったカスタムでは、AR125SにKR250のカウルを移植しているけど、ヘッドライト、メーターパネルのフレームマウント化が最大の目的だったりする。
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