ベンチュラのフラットラックを支えるために、フラットバーを用いたけど、どうも今一。
フラットバーは縦方向には強いけど、横方向、斜め方向の荷重には殆ど無力。
更に、このフラットバーの取付が気に入らない。
フラットラックに溶接したダボに対してはボルトでしっかり固定出来る。
しかし、車体側アルミ製テールカウル下部への取付が今一。
このテールカウルにはM8のネジ穴がある。これにヒンジボルトを取り付けている。当初、ヒンジボルトをネジ穴にねじ込んで、ヒンジ部分の位置を揃えてロックナットでヒンジボルトを固定、その上でヒンジボルトの穴とステーをボルトナットで固定する計画だったけれども、ヒンジボルトの固定にロックナットを使うと、ヒンジ位置が下がってテールランプと干渉、結果、ステーとヒンジボルトをボルトナットで固定する事が不可能となることが判明、、、、そこで、ヒンジボルトの固定で使っていたロックナットを取り外しヒンジボルトを締め込んでいき、或る程度の締め付けトルクが発生するイイ具合近辺でヒンジの角度が良くなるように締め込みを止めて、、、という方法に頼っていたけれども、これではヒンジボルトをアルミテールカウルに固定する締め付けトルクが規定値にならない問題がある。ボルトがネジ穴に噛み込んでいるだけという状態、、、これって、ボルトの呈を為していない。
そんな締まりきっていないボルトにステーをボルト留め、、、、意味無いじゃん、、、ってことになる。
ということで、フラットバー+ヒンジボルトによる固定を止める。アングルを使ってフラットラックとアルミ製テールカウルをダイレクトに固定する方法に変更。先週行っても良かったくらいの作業だけれども、アングル材が手元に無かったので翌週の作業になってしまった。
作業は1時間チョイで終了。実際、装着して舗装状態の良くない道を走行。バックミラーでトップケースの揺れ具合を確認しながらの走行だ。すると、、、トップケースのガタツキは、ほぼ皆無。非常に強固に固定されている。途中、GSX-S1000でベンチュラのキャリア+トップケースという構成のライダーと遭遇。こちらのライダー、タンデム走行中だったけれど、パッセンジャーの後のトップケースの揺れ具合が凄まじい。遠目にみてトップケースが振動しているのが見えるくらいだから、おそらく振幅で数センチは振動しているのではないか?
そもそもベンチュラのキャリア、ベースセットの耐荷重は7kg以下、フラットラックの耐荷重が5kg以下である。トップケースを装着すると、それが3kg程度。補強は必須である。補強するにしてもベースセットで全てを支える補強では、トータル耐荷重7kgは変わらない。補強に必要なのは、フラットラックに追加するステーはベースセットで支えるのではなく、車体側で支える事が必要。今回、ベンチュラのキャリアは車体側で荷重を支えるステーを三本追加している。この効果は絶大のようだ。
最近のコメント